先日、新宿に引越しをした記事を書きました。
大きく変わったのは周囲の利便性はもちろん、住んでる階が15階から2階に変わりました。
そこで今回はマンションの高層階と低層階のそれぞれを比較し、体験からメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
引越しする時には場所や周辺の環境ももちろん大事ですが、住む階によって結構住み心地が変わってきます。
これから引越しをされる方、よかった
ら参考にしてみてください。
実際に住んだ体験を書きます!マンション高層階・低層階比較
マンションの高層階と低層階にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
不動産業界では1~3階を低層階6階以上の物件を高層階と呼ぶようなので、今回の引越しで高層階から低層階に引越しをしたことになります。
どちらがいいかは好みにもよると思いますが、それぞれのメリットとデメリットを書いていきます。
マンション低層階のメリットとデメリット
低層階に住んだメリット
まずは低層階に住んだメリットから書いていきます。まだ夏を経験していないのでわかりませんが、低層階は夏でもわりと涼しいようです。ここでの低層階は僕が住んだことのあるマンション2階での感想です。
エレベーターと階段、2つの移動手段がある
エレベーターを待つより階段を使ったほうが早いことがあります。ゴミを出すのも簡単だし、朝にエレベーターで混雑することもありません。ちょっと外に出たい時とかもめんどくさくないです。
めったにない事ですが、万が一の停電や非常時にも低層階ならすぐに逃げ出せます。
下の階に対する騒音を気にしなくていい
これは2階に住んでいて、1階に居住スペースがないマンション限定にはなるのですが、1階に対する騒音を気にする必要がなくなります。下に誰も住んでいなければ騒音に対する文句も出てこないので・・・。
お子さんやペットがいる家庭の方にはオススメです。
賃貸なら家賃、購入なら価格が安い
賃貸で各階ごとの家賃を比較するとよくわかるのですが、高層階にいくほど家賃が高くなっていきます。マンション購入の場合も低層階より高層階のほうが値段が高い傾向があります。
家賃は数千円程度の差だったりしますが、長く住むのであれば大きな金額になります。
低層階に住んだデメリット
続いて低層階のデメリットを紹介していきます。
日当たりがよくない
洗濯物を外で干したい方、日当たりはぜんぜんよくないです。普通に干しても陰干し状態になります。逆に乾燥機や浴室乾燥を使う方はあまり気にならないかもしれません。
日当たりがよくないので、当然ですが冬は高層階と比べて寒いです。物件によっては低層階のほうが湿度が高い物件もあるようです。
虫が来るかもしれない
15階に住んでいた時は窓から入ってくる虫を1回も見たことがありません。低層階の場合は窓を開けたりしていると、そこから虫が入ってくるかもしれません。
虫嫌いの方は要注意です。
セキュリティ的に不安
2階ならあまり気になりませんが、1階に住んでいる場合はセキュリティ的に不安です。窓が近いので入ろうと思えば誰でも簡単には入れてしまいます。
洗濯物なども干しにくいこともあるかもしれません。
外の騒音が大きく聞こえる
低層階だと外の騒音が大きく聞こえます。窓を開けていると大声で話している人の声とかが家の中から丸聞こえだったりします。
選挙カーの声やパトカーのサイレン、車の騒音なども高層階と比べて大きめです。
マンション高層階のメリットとデメリット
続いて高層階のメリットとデメリットを書いていきます。ここでは僕が前に住んでいたマンション15階での感想を書いていきます。
高層階に住んだメリット
眺めがいい
周囲に高いビルが少ない場合は眺めがいいです。場所によっては部屋から花火が見れたり、夜景が見えるような物件もあるかと思います。
「眺めなんてすぐに飽きる・・・」って声もよく聞きますが、好きな景色だったり部屋やベランダから見えるとなると飽きないもんです。
日当たりがいい
部屋の向きにもよりますが低層階に比べると日当たりがぜんぜん違います。冬は日差しがあると暖房なしでも暖かいことがあります。
夏がすごい暑くなりそう!!って感じもありますが、低層階に比べて風が強いので直射日光を遮ってしまえばそれほど暑くはなりません。
虫が入ってこない
高層階に住んでいたときに家の中で蚊にさされたり、虫を見たことはありませんでした。窓を開けていても虫なんかは全く入ってこなかったです。
外からの騒音が小さい
低層階では聞こえてしまう外の話し声なんかも高層階では全く聞こえません。パトカーのサイレンの音なども全く聞こえないって事はないですが、低層階と比べるとずいぶん音が小さいです。
何となく優越感に浸れる
現在2階という低層階に住んでいて、劣等感を感じることはありませんが、高層階に住んでいた時は何となく優越感がありました。
そのような優越感に浸りたい場合は高層階がオススメです。
高層階に住んだデメリット
高層階にもそれなりのデメリットが存在します。住む前に要チェックです。
賃貸なら家賃、購入なら価格が高い
階層が1階上がるだけで、月々の家賃が数千円程かわったりします。購入の場合も上の階層にいくにつれて価格があがっていきます。
高層階のメリットに興味がなければ、家賃の安い低層階のほうがオススメです。
エレベーターが止まると大変
エレベーターには定期的に点検があり、その間は使うことが出来ません。
以前、外出から帰ってきた時にエレベーターが点検中で大汗をかきながら、階段で15階まで登ったことがあります。
万が一の火災や停電の時も高層階だと外に出るだけで苦労します。
地震の恐怖が大きい
最近のマンションは耐震性能に優れています。ですが地震の揺れを抑えるのではなく、揺れやすくするといったものです。
低層階では地震の体感は外にいる時と変わりませんが、高層階になると小さい地震でも怖いです。「すごい揺れた!!」って思っても実は震度2だったなんて事もありました。
揺れが大きいので、棚の上の物や家具なども気を付ける必要が出てきます。
暑い、風が強い
高層階のほうが太陽に近いので暑いです。風通しが悪く日当たりがいい部屋だと夏は冷房つけっぱなしになります。
逆に風通しが良すぎる部屋だと風が強すぎると感じます。また地上と比べて暑かったり風が強かったりするので、外の天気を把握しづらくなります。外に出て、「あ、思ったより寒かった。」なんていうこともあります。
最後に
今回はマンションの高層階と低階層に住むメリットとデメリットを書いてみました。僕は高層階の方が好きでしたが、住んでみると低層階にも良いところはたくさんありました。
これから引越しの方、マンションを選ぶときはぜひ「何階の部屋なのか」も気にしてみてください。