ブログやホームページを公開していると、「どんな検索キーワードで自分のページに来てくれたのかな?」というのは必ず気になってくると思います。
2016年の12月前後からGoogleアナリティクスで検索キーワードを調べた際に、(not provided)が大量に出てくるようになりました。
(not provided)ばかりだとサイトに訪問してくれた人の検索キーワードがわからず、何を求めて来てくれていたのかわかりません。
今回はそんな時にどうやって検索キーワードを調べるかの方法を紹介していきます。
(not provided)の中身を調べる方法の後に、そもそもなぜ(not provided)になってしまうのかの原因も書いています。
検索キーワードが(not provided)の時はここを見れば解決!
使うツールは「Google Search Console(旧Google Webマスターツール)」というツールです。
今回はすでに登録が終わっているものとして紹介していきます。
Google Search Consoleにログインする
まずは登録済みのGoogle Search Consoleにログインします。
検索トラフィックを開く
ログインしたら画面左側の検索トラフィックを開きます。
検索アナリティクスを開く
検索トラフィックを開くとメニューの中が展開されるので検索アナリティクスを開きます。
検索アナリティクスをクエリを押す
検索アナリティクスを開いたらクエリを押します。ここで期間の設定なんかも出来ます。
たったこれだけで検索キーワードがわかるようになります。
右側にグラフと検索キーワードやクリック数が表示されています。
期間の設定以外にもPCで訪問されたのか、スマホやタブレットなのかのフィルタや、画像で検索された回数なんかも表示できます。
注意点
注意点がいくつかあるので紹介しておきます。使う際にはあわせて参考にしてみてください。
- 検索キーワードはGoogleから検索されたものしかわからない(Yahoo!で検索されたものとかはわからない)
- 表示できる期間は3ヶ月前から3日前まで
Google Search ConsoleはGoogleのツールなので、Googleで検索されたものしか結果がわかりません。Yahoo!やその他の検索エンジンで検索されたものは表示されません。
次に保存されている期間が短く3ヶ月以上前のものは見ることが出来ません。検索キーワードの下に「ダウンロード」ボタンがあるので、必要なら消えてしまう前にダウンロードしておく事をオススメします。
また当日や昨日などの直近のキーワードを表示することも出来ません。
なぜ検索キーワードが(not provided)になってしまうの?
検索キーワードが(not provided)になってしまう原因は、SSLという暗号化技術をGoogleとYahoo!が採用しているからです。
この暗号化技術を使うと通信データの盗聴や改ざんを防げるようになります。
この暗号化技術があるおかげで安全にインターネットを使えますが・・・検索キーワードは不明になります。
最後に
今回は検索キーワードが(not provided)ばかりで困っている場合の解決策を紹介しました。
今はGoogleもYahoo!もSSL検索に対応しているので、ほとんどが(not provided)になってしまい、検索キーワードがわからない状態になってしまっていると思います。
そんな時はGoogleアナリティクスではなく、Google Search Consoleを使って(not provided)の中身を調べてみてください。